高専の卒業研究ってどんなことするんだろう・・?
他の学校と比べて研究のレベルはどれくらい?
自分の興味がある研究はできるかな?
こんな風に考えている人におすすめの記事になっています。
大学と言えば卒業研究がありますが、同じように高専でも卒業研究があります。
学科によってかなり内容が変わってきますが、ある程度のクオリティを求められるため、4,5年生になってもなかなか気が抜けません。
私は高専卒業後、大学に編入学しました。
編入学すれば単位変換があるのですが、残念ながら卒業研究は単位の変換がされませんでした(=゚ω゚)ノ
つまり私は2つの学校で、合計で2回卒業研究に取り組んでいます。(泣
そんな私が高専の卒業研究について解説していきますね。
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卒業研究
まず初めに卒業研究の概要を説明すると、初めにテーマを決定し、1年間かけて研究をして、最後に成果を発表するというのが主な流れです。
学校にもよるかもしれませんが、私が在学していた高専では4年生で基礎研究に取り組み、その後の5年生になって卒業研究に取り組むという流れがありました。
基礎研究は卒業研究をするにあたっての前準備のようなもので、授業時間は卒業研究ほど多くありませんが、期日が決められて、ある程度の成果を発表する必要がありました。
そのため一般的な大学より1年間多く、研究をする必要あることを高専生は知っておいて下さいね。
また体育系の大学や芸術系の大学、もしくは一部の大学では卒業研究という概念がない学校も中には存在します。
そんな中、2年間頑張って研究に取り組む 高専生はえらい!!!←(これが言いたかっただけ笑
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【高専】って頭いいの?|実際の高専生のレベルについて解説!
高専の卒業研究のレベル
基礎研究と卒業研究、高専と大学で取り組む卒業研究に分けて解説していきます。
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基礎研究
高専の4年生で行う基礎研究では主に、研究する内容の調査と、テーマ決め、研究室内での先輩との交流、卒業研究の事前準備などを行います。
また高専のそれぞれの学科には専攻する専門分野があり、それに沿ったテーマ決めを求められます。
中には教授が研究してほしいテーマについての研究を、勧められる場合もあります。
私が行った基礎研究では、教授から4つのテーマを提案されて、その中から1つテーマを選ぶというやり方でした。
テーマを決めた後は研究室内の掃除や配置から始まり、パソコンの環境設定をしたり、先輩の論文の理解を深めたりしました。
事前の準備が終われば、テーマに沿って研究をどんどん進めていきます。
なぜそれを研究する必要があるのか、どのような調査方法を用いるのか、どのように検証するのかなど、研究の進め方をある程度考えておいた方がいいかもしれませんね。
卒業研究
基礎研究の発表が終わり、5年生になると卒業研究が始まります。
調査や準備はすで基礎研究で終わっているので、基礎研究の発表内容をさらに深堀りしていきます。
まれに基礎研究から先が見えず、卒業研究で研究のテーマを変更する人も中にはいます。
私はそのまま基礎研究と同じテーマで卒業研究に取り組みました!
重要視される点として、その研究テーマの研究意義と取り組んだ成果が大きな評価対象となります。
卒業研究に取り組む心構えとして、意義と成果が重要!だという事を忘れないで下さいね。
高専と4年制大学の卒業研究の比較
私は高専卒業後に同志社大学に編入学して、再度卒業研究を行ったのですが、高専と4年生大学の卒業研究を比較した時、あまりレベルが変わらないように感じました。
というかむしろゼミによっては、高専の方がレベルが高いように思います。
教授や学校や周りの学生などの環境によって、研究のクオリティが大きく変わるという事ですね。
つまり高専の卒業研究はレベルが低いわけではなく、自信をもって自慢していいレベルだと言えます。
一般の大学と高専の卒業研究と違う点をあげると、文系科目の研究も4年生大学にはあるという所でしょうか。
学内に様々な研究をしている人がいるので、興味がある場合は話を聞いてみるのも、おもしろいかもしれませんね。
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【高専】からの大学編入|本当にして良かった編入学
まとめ
高専の卒業研究のレベルや内容について分かっていただけましたか?
どの学校でも同じですが、基礎研究や卒業研究の単位を取得できなければ進級、卒業することはできません。
学科によって研究するテーマが大きく変わるので、研究がしたい!という分野がある場合は、4,5年生で所属する学科を考え直した方がいいかもしれません。
ある程度の成果が出れば、教授が発表する学会などに自分の成果が取り上げられ、論文に名前が載ることになるので、頑張る価値ありですよ!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')