高専生は私服でいるところをよく見かけるけど、制服はあるの?
髪染めたり、ピアスとか大丈夫?
寮でのルールはどんな感じ?
こんな風な疑問を持っている人に向けて、この記事は解説しています。
入学前は高専に関わる校則やルールを知らなかったり、入学してからびっくりする人もいます。
この記事ではそういう不安があったり、興味がある人には特におすすめの記事になっています
(`・ω・´)
スポンサーリンク
ファッションの校則
初めに高専での服装やファッションについてです。
高校ではほとんどの学校が制服着用が決まっていたり、髪の色が決まっていたり、厳しいルールが多いと思います。
しかしファッションに関して高専は、比較的ゆるい校則なので、服装などファッションに縛られたくない人にはおすすめの学校です。
では具体的に見ていきましょう。
ピアス
はじめにピアスについてです。
一般の高校で、ピアスがokな学校は少ないと思います。
登校時にピアスを付けてきて、正門前で止められている学生よくいましたよね!
しかし高専ではピアスはOKで、していても特に何か言われる事はありません。
やんちゃ組が何人かつけてるイメージがありますが、付けてるから先生に何か言われたり、注意されたりすることはありません。
おしゃれの一環として学校生活で、ピアスをつけたいと考えている場合には高専はおすすめ!と言えるかもしれません。
スポンサーリンク
金髪・茶髪
次に髪の色についてです。
こちらもピアスと同様、何色でも問題はありません。
1年生の中盤や後半になってくると、高専の生活に慣れ始めて、髪の色を染めてくる人が多くなります。
私がいた高専では、白と黒で色を半々にしたり、緑色にするなど、個性的な人も中にはいました。
どこの学校も同じかもしれませんが、上級生に上がるにつれてクラス全体の茶髪率が上がり、バンドマンに個性的な髪色が増えていくのは世の常なのかもしれません。
ですが1点気になる事として髪を染めたり、ピアスをしている人たちは、そうでない人よりも留年したりテストで赤点を取ってくることが多かったです。
髪を染めておしゃれに気を使う事は、良いことですがそれに気を取られて、成績を落とすのはもったいないですよ(`・ω・´)
-
【高専】で留年する学生ってどれくらいいるの?|原因やその後について
私服
次に多くの人が気にしている私服についてです。
結論からいうと、高専には制服がないので、どんな服でもok!というのが校則になっています。
これを聞いてラッキー!と思う人もいれば、うーん・・となる人と2分割されるのではないでしょうか。
私はどっちかというと、うーん・・となる方でした笑
他の学校と違ってうれしい反面、制服がないということは毎日の私服を用意したり、考えたりする必要があります。
私服生活に慣れてきて、着る服がある程度決まった段階になると、気にならないのですが、入学したての頃は私服をあまり用意していなくて大変でした。
-
【高専】の授業の雰囲気について
パジャマ・部屋着
次にスウェットなどの、パジャマや部屋着についてです。
先ほど私服は何でも良いと説明したので答えはokなのですが、普通の私服に困ったからといって、部屋着のまま授業を受ける人はあまりいません。
試験前で夜遅くまで勉強して、そのままの服でテストを受けに来たりする人はいますが、普段の授業からパジャマの人は少ないのが現状です。
そのため少し浮く可能性がある事を覚えておいて下さいね!
このようにピアス・茶髪、金髪・私服など、外見についてはとても自由なのが高専の特徴になっています。
電子機器系の校則
次にゲームやケータイについての校則を紹介します。
大学では授業中にノートパソコンやスマートフォンを操作しても、問題ないのですが高専は高校と大学が混ざったような学校です。
そのため、大学ほど自由ではないのが難点ですね・・。
では具体的に見ていきます。
ゲーム
まずはゲームについてなのですが、これは寮生と通学生によってルールが分かれます。
授業中のゲームはみんな厳禁ですが、休憩中やお昼休み、放課後は通学生がゲームをしても問題はありません。
しかし、寮生は寮内にゲームの持ち込みが禁止されているため、通学生だけが許されるルールになっています。
寮では基本的にゲーム系の電子機器の持ち込みが不可なので、寮生がゲームを持つことはできないんですよね。
そのため、昼休みに通学生だけが集まってゲームをしている教室もありました。
通学生にとっては、高専は良い環境だったのかもしれません。
しかし最近はスマホゲームが高品質な時代なので、ゲーム機器がなくても問題なさそうですね。
この他にも寮生活をしている寮生にはいくつかのルールがあります。
寮生活の詳細について、もう少し知りたい人は寮生活は厳しい?の記事を参考にしてみて下さい。
-
【高専】の寮生活って厳しいの?|実体験から感じたメリットとデメリット
スマホ・ケータイ
次にスマホ・ケータイについてです。
スマホ・ケータイは基本的にokです。
一般の厳しい高校では無理なのかもしれませんが、高専では問題なく使用可です。
さすがに授業中に操作していると、先生に注意されますが、休憩時間や何かgoogle検索したい場合などにはokなのでガンガン使って下さい(`・ω・´)
車・バイクについての校則
次に車やバイクについての校則です。
これは高校ではあり得ませんが、高専ではokになっています。
まずバイクと車については、免許を取得するために16歳と18歳の年齢制限があります。
高専でもこの年齢制限に対応していて、バイクは16歳の年になる2年生から許可が出て、車は18歳の年になる4年生から使用許可がでます。
これは通学生・寮生関わらず申請を出せば駐車場を与えられるので、高専生で車やバイクが乗りたい!という場合にはとても嬉しい校則ですね。
スポンサーリンク
授業中のルール・校則
次に校則というより、授業中のルールについて解説していきます。
授業中に食事
初めに、授業中にお菓子やお昼ごはんを食べる事についてですが、高専では基本的にNGになっています。
大学では何の問題もないのですが、高専ではお菓子1つ食べるだけでかなり注意されます。
疲れた脳をリラックスさせたり、ガムを噛む事によって集中力を増す事もできたりするのに、なぜこんな事が分からないんでしょうか笑
むしろそれで聞く姿勢を持つようになるのに、これがダメなのは残念です。
授業の途中退出
次に授業の途中退出です。
これも大学では当たり前で、授業が面白くなかったり、レジュメだけを受け取って帰っても問題ないのですが、高専ではNGです。
高校でもNGな所が多いのでなんとも言えませんが、私は大学に編入学してから途中退出ができるようになって、かなり嬉しかったです。
興味がある授業はちゃんと聞いて、単位を取るための授業はレジュメとレポートをしっかりする。
このように学生が学びを効率化できるのは、とても大事だと思います。
高専も、もっと自由だったら効率良く頭がいい人を創出できるのに!と最近思い返していました笑
-
【高専】からの大学編入|本当にして良かった編入学
まとめ
高専の校則やルールについて解説してきました!
一般の学校に比べてゆるい校則ではあるものの、大学ほど自由ではない事を分かってもらえたと思います。
地元に帰省すると、高専は制服ないの?とたまに聞かれる時がありますが、そういう時に高専は私服だよ!というのに私は少し優越感を感じていました笑
しかし逆を考えると、制服デートはできない・・。という事にもなります。
制服を着て、自転車を押しながら好きな人と帰り道を歩いてみたかったな~と、ふと高専時代を思い返します笑
学校によって校則は異なりますが、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')