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【高専】の寮生活って厳しいの?|実体験から感じたメリットとデメリット

 

高専の寮生活って実際どうなの?厳しいの?

 

そんな不安を持った人にむけた記事になっています。

寮生活をしていた元高専生が、寮生活の実際について説明していきますね。

 

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高専の寮生活

高専の寮生活について、みなさんはどのようなイメージを持っていますか?

かなり厳しい自衛隊のような環境?それともわいわいして、楽しそうな環境を思い浮かべるでしょうか?

 

高専での寮生活はどちらにも当てはまります。

 

高専は全寮制の学校が多く、地元から通う学生だけでなく他県から入学する学生が多いのが特徴です。

そのため遠方から学校に通うことは難しく、高専に入学するなら寮に入ろうと考える人が多いのが実際の所です。

 

寮生活は厳しい?

 

次に高専の寮生活の厳しい点についてあげていきます。

 

様々な規則

 

高専によるので一概には言えませんが、私が在学していた高専の寮にはとても多くの規則やルールが設けられていました。

 

ブレーカーダウン

 

例えばブレーカーダウンです。

今時そんなことないでしょ?と思う人も多いのですが、23時を超えるとブレーカーダウンの規則があり、それ以降は電気が使えなくなります。

 

部屋の前にブレーカーが付けられていて、ブレーカーが上がっていないか確認するために、不定期に先生が見回っているんですよね。

見つかると減点されるので寮生は嫌々ながらも、このルールを守っていました。

 

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点呼

 

次に点呼のルールです。

 

8.00時に朝点呼

22.00時に夜点呼(女子は21時30分に夜点呼)

 

このように平日には毎日点呼があり、時間に決められた場所にいないと、減点されてしまいます。

 

朝ごはんとお風呂の時間

 

次にご飯とお風呂に入れる時間です。

 

朝ごはんの時間  7時00分~9時00分
昼ごはんの時間 11時45分~13時15分
夜ごはんの時間 17時30分~21時00分
お風呂の時間  17時00分~22時00分

 

このように、時間のルールが厳しいのが高専の寮生活の厳しいといえる点なのではないでしょうか。

 

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立地が田舎

 

2つ目にに寮の立地が田舎であることから、スーパーやモールなどが遠くにあり、移動が厳しいです・・

学費が安いので仕方ないといえば仕方ないのですが、この部分を一番どうにかしてほしいものです笑

 

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寮生活のメリット

 

しかし寮生活も厳しいばかりではありません。

 

寮生活をするメリットを挙げていきます。

 

友達と一緒に行動できる

 

寮には親はいないのでこれまで家族に、何かしら注意されてきた人たちも、寮生活する上で注意されることはありません。

 

中学生から高校にかけての期間は、親といるとうるさいし離れたいと考えて、高専への入学を決意した人も多いように感じました。

私も実際に入学する理由の一つになっていました笑

 

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勉強で助け合える

 

高専での勉強は、これまでの中学校の勉強よりはるかに難しくなります

一般高校では一般科目を勉強するのに対し、高専では難しい専門科目の授業が年々増えていきます。

 

このような専門科目は、理解力や暗記力どちらも必要となり、一人で勉強を頑張ろう!という気になかなかなりません。

そんな環境の中で、友達がいつでも近くにいるというのはとてもありがたいです。

 

分からないなりに友達で集まって考えて法則を見つけたり、検索したりよくしていました。

高専で友達がいなかったら、今の私はなかったかもしれません。

 

また一般の高校では塾や通信教育などを高いお金を支払って、受講している人が多いですが高専では塾に通っている人はほとんどいません

 

というか勉強する科目が専門科目なので、塾で勉強をする事が難しいです。

高専ではどうしても分からない問題があれば、先生の研究室に行って質問することで問題を解決していました。

 

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自由の時間が増える

 

授業が終われば、次の日の朝まで基本的に自分の時間となります。

友達と外食しに行ってもいいし、早めのお風呂、部活動、部屋にこもってスマホゲーム、本当に自由です。

 

一般高校なら学校が終わって家に帰ると、なにかしら他の人から影響を受けます。

しかし高専では自分の時間が多いので、みんなそれぞれ遊び方を見つけて、楽しんでいました。

 

私はゲームが好きだったので、よくケータイゲームやゲームアプリをしていました。

友達とのゲームで夜更かしをして、次の日の授業で大爆睡・・

 

こんな事は寮生活をしているからこそ、できる事ですよね!

 

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高専の校舎までの通学時間が短い

 

生活している寮から高専は、とても近くにあるので通学時間は5分程度しか、かかりません。

遅刻になるかならないかギリギリで、部屋から急いで3分で教室までやってくるみたいな人もいましたね笑

 

やっぱり同じ敷地内に学校と寮があるのは、学生にとって嬉しいことですよね。

 

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男しかいない

 

よくも悪くも寮なので、周りを見渡すと男ばっかりです。

そのため騒ぐときは騒いで、遊ぶときは遊んで、勉強する時は勉強して、という形で一丸となって行動することが多いです。

 

なのでみんなで楽しい!と思える機会がとても多いのも、寮生活のメリットだといえるでしょう。

 

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寮生活で経験できること

 

思い出になる経験

 

高専でしかできないばかみたいな経験ができます。

 

例えば冬休み明けの1月、寮に向かうと雪がものすごく積もっている年がありました。

その雪は場所によっては軽自動車が埋まるほどで、それを見て寮部屋の3階から飛び降りる人もいました笑

 

みんながそれを見て、同じように雪の中に飛び込んでいく様子は、普通の学校では絶対見ることはできないでしょう。

本当に文字通りバカみたいな経験・・笑

 

まとめ

 

寮生活の厳しい点や寮生活のメリットについて、紹介してきました!

 

他の場所での寮生活を経験したことがないので、高専の寮が厳しいか、ゆるいのかという所は分かりませんが、高校生の時期からこのような厳しい経験をしているのは、今後の人生にとても役立つ経験となるでしょう。

高専の寮生活について、少しでも分かってもらえたなら嬉しいです。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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