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ハイパーインフレとは?|原因や日本でいつ起きるかについて

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ハイパーインフレとは

ハイパーインフレとは超インフレのことで、物価が短期間に急激に上昇する現象のことをいいます。

 

通常のインフレーションよりも、さらに急激な上昇をみせるとハイパーインフレと言われます。

途上国などで国の財政、あるいは国外への債務状況が悪化すると自国への信用低下から、通貨の価値が減少し、物価が急激な上昇を見せることが多くなります。

 

途上国で主に起こるとされていますが、先進国で起こらないとは言い切れません。

解説してきたような状況になれば、どんな国でも起こる可能性はあると言えます。

 

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ハイパーインフレが起きる原因

ではハイパーインフレーションが起きる原因を考えて行くために、まずは通常のインフレが起きる原因から解説していきます。

 

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インフレーションの原因

通常のインフレが起きる原因は、①好景気で物に需要が出て物価が上がったり②物を作るための生産コストが上昇することでインフレが発生します。

 

例えば販売されているお店の商品が流行して、かなりの勢いで売れてしまった場合、お店側はもう少し値段を上げても売り切ることができますよね。

このように需要が大きくなると、商品の物価は上がる事になります。

 

またもう1つの理由として、何か商品を作る際に必要になる材料の値段や、それを作るための人件費が上昇すると、生産コストが大きくなるので商品の値段も共に上昇する事になります。

 

インフレは大きく分けてこの2つを原因にして、発生する事を覚えておいて下さいね(`・ω・´)

 

ハイパーインフレーションの原因

ではハイパーインフレーションが起きる原因について見ていきましょう。

 

インフレが起きると物の価値が高くなると説明してきました。

つまりインフレで物価が上昇すると、すでに物や商品を所持している人は得をする事になります。

 

この動きが加速すると、多数の人がインフレが起きる前に物を買っておこうという気持ちが強くなります。

 

そのためインフレがさらなるインフレを呼び、それが連鎖していくことでハイパーインフレが起きる事になります。

 

つまりインフレが起きている途上国などで国の財政、あるいは国外への債務状況が悪化すると、物を買う動きは強くなります。

また外国からの信用低下によって、対象の国の通貨は売られることになり、通貨の価値はどんどん下がっていきます

 

どんな国でもハイパーインフレーションが起きる可能性はありますが、ハイパーインフレを起こすきっかけや要因が多いのは、途上国などの不安定な国である事が分かります。

 

日本でいつハイパーインフレは起こる?

どんな国でもハイパーインフレが起きる可能性はありますが、日本でいつ起きるかというのは誰にも予測する事はできません

 

現在の日本の問題点として、国家債務は年々上昇傾向にあり、働く労働人口が減ってきているのはみなさんも知っていることだと思います。

借金を返済する労働人口が減り、国の債務返済必要額が増えていくということは、いずれ不安定な状況になるのは予想ができてしまいます。

 

昔は日本も景気が良くそんな不安を持つ必要はなかったのですが、そんな不安感が最近世間に少しずつ表れてくるようになりました。

そのため現在の日本の状況では、ハイパーインフレやデフォルトがいつ起きてもおかしくないと考える専門家もいます。

 

ハイパーインフレが日本で起きるきっかけになるのは、日本の国債の格付けや円の価値が下がった時、もしくは中央銀行が紙幣を大量に作った時と予想されています。

途上国の不安定な状況というのが、日本ではこれがきっかけになると予想されている訳ですね。

 

現段階では専門家、評論家にそれぞれ意見を持つ人がいて、ハイパーインフレがいつ起きるかは誰にも予測できない状態になっています。

しかし20年前の日本より、ハイパーインフレが起きる可能性が上がっている事は確実だと言えるでしょう。

 

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インフレーションの種類

次にハイパーインフレーションに関係するインフレーションの種類について説明していきます。

 

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ハイパーインフレーションの定義

ハイパーインフレーションは最低でも、国際会計基準の定める3年間で累積100%(年率約26%)の物価上昇を見せます。

ケーガンによる定義では月率50%(年率13000%)を超える物価上昇をハイパーインフレーションと呼んでいます。

 

つまり明確な定義はなく、年率26%以上の物価上昇をハイパーインフレと呼ぶのが当てはまっているように思います。

またハイパーインフレは、経済が激しい勢いで上昇していく異常なインフレで、1年で何度も上昇するインフレです。

 

このハイパーインフレの代表的な例として挙げられるのが、アフリカのジンバブエの事例です。

ジンバブエでは独裁政権下で、2006年頃から国家財政や債務状況がかなり悪化し始め、3年後の2009年1月にハイパーインフレが生じ、年率2億%以上のハイパーインフレが見られるようになりました。

 

ギャロッピングインフレーションの定義

ギャロッピングインフレーションは、少し早く進むインフレーションのことを表します。

 

馬の早足を表す「ギャロップ」が由来して名付けられました。

物価上昇率は年率10%~数10%程度を指すことが多く、スタグフレーションに伴って生じることがあります。

 

クリーピングインフレーションの定義

クリーピングインフレーションはゆるやかに進むインフレーションを表します。

 

物価上昇率は年数%程度で景気が良い時に見られます。経済が健全に成長しているとみなされ、望ましい状態といわれることが多いです。

「マイルドインフレ」と呼ばれることもあるようです。

 

ネタとして月見バーガーは2004年から2013年まで、クリーピングインフレーションを起こしていたようです笑

 

2004年 199円
2005年 220円
2008年 270円
2009年 290円
2012年 320円
2013年 360円
2014年 340円
2015年 340円
2018年 340円

 

まとめ

ハイパーインフレーションとは?という事から原因や日本でハイパーインフレがいつ起きるのかという所を解説してきました!

 

ハイパーインフレをしっかり理解しようと思うと、様々な経済や財政の知識だけでなく、人の心理を表す行動経済学、通貨の仕組みなどについても勉強する必要がありそうです。

 

また社会は様々な仕組みが絡み合って動いている事が分かります。

どんなきっかけでハイパーインフレが起きるかは分かりませんが、いろんな事を勉強しておくと予測できる力が身に着けられるかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(*'▽')

 


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