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フリーミアムについて|ビジネスモデルや事例から無料の強みを解説

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フリーミアムって何?

 

フリーミアムが導入されている事例が知りたい

 

無料サービスからどうやって有償サービスにつなげるの?

 

こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。

フリーミアムの事例や効果について知りたい人には、特におすすめの記事になっています。

 

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フリーミアムとは

フリーミアムとは無料でサービスを提供し、集客力を高めてその後の有償取引につなげるビジネスモデルです。

 

本来ビジネスはお金を取る事で利益を生むのに対し、フリーミアムモデルは逆の発想を用いた戦略です。

無料で提供する事によって、まずは顧客にサービス体験してもらえたり、集客において、有効的な効果を発揮します。

 

 

フリーミアムの事例

では、ビジネスモデルをイメージしやすくするために、フリーミアムの事例を3つに分けて見ていきます。

 

スマートフォンアプリ(スマホアプリ)

iphoneやアンドロイドなどのスマホアプリでは、フリーミアムモデルを採用しているものが、とても多くあります。

「まずは使ってもらう」を重要視すると、フリーミアムモデルが集客にとても適していて、アプリ(コンテンツ)の質が良いものは、その後の継続課金によって多くの売り上げを出しています。

 

最近では単発型の課金だけでなく、サブスクリプション型の課金構造も増えていて、全体の2%以上が月額課金ユーザーになれば徐々に利益を上げていけるでしょう。

 

マクドナルドの無料コーヒー

マクドナルドの、コーヒーS無料キャンペーンも、フリーミアムモデルに当てはまります。

スマホアプリと同様、「まずは来店してもらう」を達成できれば、来店した顧客は他商品の購入も検討します。

 

一人当たりの利益は低くなりますが、全体として見るとプラスになるため、効果がある施策です。

「無料だし、なんとなく行ってみようかな?」という気持ちにさせられたら、それはフリーミアムモデルの効用です。

お土産屋さんの試食なども、このモデルに似ていますね。

 

テレビ・ラジオ

テレビやラジオも、フリーミアムの仕組みを利用しています。

本来、テレビやラジオを配信するには、運営費に多くのお金が必要になり、視聴者がテレビ番組を閲覧するにはお金がかかってしまうはずです。

 

しかし、テレビを無料で視聴できるのは、広告やスポンサーなどによって得られた資金があるためです。

「広告で認知度を上げられる」という点で、サービス提供側にメリットがあるため、テレビ視聴している私たちは実は、何かの広告によって意識に影響が与えられていることになります。

 

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フリーミアムのビジネスモデル

ではフリーミアムのビジネスモデルを、①お金を稼ぐキャッシュポイント、②利益を出すうえでの注意点に分けて見ていきましょう。

 

キャッシュポイント

フリーミアムのキャッシュポイントで重要なのは、無料からどのように有料サービスにつなげていくかです。

「なんとなく興味がある」無料ユーザから、「お金を出しても利用したい」という有料ユーザに変えていく必要があります。

 

コンテンツの質

いくつかの事例を紹介しましたが、コンテンツに有料課金するメリットがあれば、一定数のユーザーはお金を支払ってでもサービスを利用してくれます。

課金後にユーザの満足度を上げる仕組みや、有料コンテンツの質が高ければ、多くの課金ユーザーを獲得できるでしょう。

 

有料切替の手間削減

また、キャッシュポイントを作るうえで、無償から有償取引に切り替える手間を削減するのも重要です。

無料から有料サービスへの移行を考えているのに、切替・登録作業が多ければ、移行するのを途中でやめるユーザも多くなります。

事務的な操作で、顧客を逃がしてしまうのは大きな機会損失となるでしょう。

 

利益を出す上での注意点

では次に、利益を出していく上での注意点を、いくつかに分けて見ていきましょう。

 

簡単にまとめると

①無料サービスで何を体験してもらうか

②変動費がかからない無料サービス

③市場把握してから無料サービスを展開

④有償取引までの導線を意識

⑤競合が模倣(真似)しやすい

このような5つが挙げられます。

 

①無料サービスで何を体験してもらうか

無料サービスで何を体験してもらうかは、フリーミアムモデルを導入する上で重要なポイントです。

無料体験によって、メインサービス(有料)のイメージを掴んでもらったり、価値を感じてもらったりするには、とても相性がいいです。

 

いきなり有料サービスを利用すれば、「こんなサービスだと思っていなかった!」、「思ったよりメインサービスの質が低い」という状況を未然に防げます。

顧客リスクの低減や、コンテンツ認知という点に注意すれば、顧客拡大につなげられるでしょう。

 

②変動費がかからない無料サービス

無料サービスに、多くのコスト(変動費)がかかってしまうと、運転資金不足に陥ってしまう可能性があります。

 

コストを抑えすぎて、無料コンテンツの質が低くなるのは問題ですが、いかにお金をかけない仕組みを作るかが重要です。

無形のサービスでは、在庫管理や製造費にお金がかからないため、原価がないサービスに適しています。

 

③市場把握してから無料サービスを展開

市場把握してから無料サービスを展開する事で、リスクやコストを下げる事が可能です。

 

すでに市場にある無償サービスと、同じ内容を展開しても差別化ができず、消耗戦になるだけです。

また、差別化ができたとしても、無償サービスにコストがかかりすぎれば、利益率が低くなってしまいます。

 

自社の強みをふまえて、差別化・市場とのバランスを意識すれば、効果の高いフリーミアムモデルを確立できるでしょう。

 

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④有償取引までの導線を意識

無償サービスの内容や、市場について調査した後は、無償から有償にどのように導線を作るかが重要です。

 

月額型のサブスクリプションモデルでは、初月無料から2カ月目以降を有料に、スムーズに移行するため、無料サービスのアカウント登録の時点で、支払方法の登録を求めます。

そうする事で利用ユーザの操作なしで、自然に有料期間に移行ができます。

 

単発型の課金モデルでも、デザインやユーザーインターフェースを考慮すれば、課金ユーザの増加に影響を与えられます。

 

⑤競合が模倣(真似)しやすい

サービス展開した後に注意すべきなのは、競合が同じようにビジネスモデルを真似してくる可能性がある点です。

 

競合が通常のユーザと同じように、サービスを体験できるため、どのような意図で無料サービスを提供しているのか、すぐに把握されてしまいます。

また、同業界では原価やコストがあまりかからないサービスを、無料にするだけで模倣できてしまうため、スピード感ある事業展開や差別化が重要になります。

 

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フリーミアムの効果・強み

事例やキャッシュポイントについて解説してきましたが、次は効果に焦点あてて解説していきます。

 

集客

フリーミアムの1つ目の効果は、無料による集客効果です。

一般消費者の大半はお金がかかる事に、強く抵抗感があり、興味があったとしても100円でもお金がかかれば、離脱してしまう傾向にあります。

その点を取っ払えるのは大きな強みとなります。

 

また、お金を持っていない年代層も、サービス利用者として巻き込めるので、サービス全体の活気づけにも繋がります。

集客が課題なら、フリーミアムモデルの導入を検討するのも良い選択です。

 

取引開始リスクの低下

2つ目は、顧客側にとってのメリットですが、取引開始リスクの低下です。
形として存在する有形商品は、実際に手に取って、商品の確認ができます。

そのため有形商品ではあまり効果を発揮しませんが、無形のサービスには大きなメリットがあります。

 

サービスは体験する事で、初めて内容を理解できるため、体験したことがなければ購入後のイメージが沸きづらい問題点があります。

無料サービスによって、入口の取引開始リスクを低減できれば、その後の有償取引に繋げやすくできるでしょう。

 

まとめ

フリーミアムとは、事例、ビジネスモデル、効果などについて解説してきました。

 

以前に比べて最近は、フリーミアムのビジネスモデルを、採用するサービスが多い印象を受けます。

インターネットやスマホの普及により、有形商材より無形サービス型の商材が増え、フリーミアムモデルがマッチしやすくなっているんでしょう。

今後もテクノロジーによって、サービス型商品の増加が予想できるので、フリーミアムモデルの採用は、より増えていくかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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