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日本のODAの特徴について|メリットや事例から学ぶODA

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ODA(政府開発援助)って何・・?

 

事例・支援の種類から日本のODAの特徴説明して!

 

支援するのは良い事だけど、日本にとってメリットはあるの?

 

こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。

日本のODAの特徴が知りたい人には特におすすめの記事になっています。

 

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ODA(政府開発援助)とは

ODAとは海外の支援を求めている国に対して経済協力を行ったり、支援を行ったりする事です。

世界に約200の国と地域があるのに対し、日本は150以上の国や地域に支援を行っています。

 

たまにテレビ番組やニュースなどのメディアで、日本から海外へのODA支援政策について報道されていますが、その様子を見たことがある人もいるのではないでしょうか。

 

ODAによる支援はお金だけではありませんが、合計すると約1兆8000億円の支援を行っています。

また、これまで日本は190の国や地域に、総額44兆円以上の支援を行ってきました。

 

 

ODAの財源

では次に、ODAの財源について考えていきましょう。

 

ODAは公的支援政策なので、支援資金は国民が支払う税金が用いられています。

そのため、先ほど解説した1兆8000億円は私たち国民が支払っているんですよね。

 

日本の人口1億2000万人で総額を割り算すると、年間に国民一人当たり約1万5000円の寄付を行っていることになります。

 

様々な国に対して支援するのは良いことですが、一人あたり1万5000円の税金を使っているとなると、本当にそれが良いことか分からなくなりそうです。

外国に援助を行う前に、「自国の借金を返済した方が良い」という声が聞こえてきそうですが、援助することで日本が得していることもあります。

 

ODAの特徴・メリット

ODAによる支援は支援される国だけにメリットがあるわけではなく、日本にもメリットがいくつかあります。

 

日本が行っているODAの特徴やメリットを順番に見ていきましょう!

 

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日本企業の海外進出のハードルが下がる

日本の技術協力や有償資金協力により、工場や仕事を行う場所が支援国に生まれます。

日本のやり方や技術が支援先の海外にあることで、日本企業の海外進出の可能性を高める事ができます。

 

支援国の雇用を生み出し、さらに日本企業の利益にもなるのはお互いに良い関係性だと言えます。

グローバル化が必要とされる時代で、ODAをきっかけにできるのは日本にとって大きなメリットですね。

 

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日本に対する信頼の上昇

ODAによって日本人や日本製の製品が海外に行くことで、支援された国は日本に好印象をもつようになります。

 

そしてその良いイメージは将来的に日本への旅行や、日本に関する勉強意欲などに繋がり、長い目で見たときに日本の利益につながると言えます。

 

単純に日本に対して信頼を置いたり、日本大好き!なんて言ってくれる人が増えるだけでも、日本にとってプラスだと言えるのではないでしょうか。

 

外交面で日本の味方が増える

3点目に紹介するのは、外交という場面で日本の味方をしてくれる事です。

つまり国連などの世界レベルで開催される議会で、日本を支持してくれる国が増える事になります。

 

国際的な議論をする場合は重要なテーマについて話し合うことが多いので、そういう場合に日本に味方がいると、大きく結果が変わってくるでしょう。

 

このようにodaによる支援は日本にメリットをもたらしてくれています。

外交手段、日本企業の海外進出、日本への信頼など、今後もODAで様々な国と良い友好関係を築いていきたいですね。

 

ODAの事例

次に日本が途上国に行ってきたODAの事例を紹介していきます。

 

アフガニスタンの稲作

アフガニスタンに日本の稲作の専門家を派遣し、稲作技術を伝えた事例を見ていきます。

 

アフガニスタンでは長引く紛争で技術者がいなくなったことにより、お米を作る環境があるにも関わらず、他国からの輸入を行っていました。

日本はその問題を解決するために農業試験場を利用し、現地の人に技術教育を行いました。

 

その当時、アフガニスタンの稲作技術は日本に比べて50年は遅れていたようです。

 

お金を渡して衣食住を支援するのも重要ですが、自立するための技術を伝えて支援先を育てるという視点も重要です。

 

パレスチナの母子手帳

2つ目に、ODA政策の一つであるパレスチナの母子健康手帳導入の例についてです。

 

パレスチナでは紛争や貧困によって母子の健康状態が良くない時がありました。

しかし日本の母子手帳を導入する事によって妊娠、出産直後の妊婦の健康状態や、子供の発育状態、予防接種の記録がすぐに分かるようになり、必要とする保険サービスを受けやすくなりました。

 

またエチオピアでは、労働環境が悪く、生産性が低いことが問題になっていました。

そこで日本の生産性向上のための改善を導入した所、指導を受けた200社以上で生産性が約3割も向上しました。

 

このように日本は資金で支援を行うだけでなく、技術面でも海外に対して多くの協力を行っています。

他にも温暖化、森林保全など地球規模で日本の技術が役立っていたり、青年海外協力隊などでも支援を行っています。

 

ODAの種類

ODAには支援を行うにあたって、いくつか種類があります。

それは無償資金協力、有償資金協力、技術協力の3種類です。

 

文字通り、無償資金協力はボランティアのようなもので返済を求めません。

それに対して有償資金協力は一時的に資金を貸し、その資金によって発展を遂げた場合には日本に返済する事が義務付けられています

 

技術協力はODAの例で解説しているように、お金ではなく技術を持っている人を海外に派遣したりして支援国の自立・成長のために行われます。

 

日本が行うODAの種類

日本は3つのoda支援の中で、他国に比べて有償資金協力の割合が高いです。

無償資金協力は支援される国が無料でお金をもらえることから、やる気や責任感に良い効果が得られない事を懸念して判断されているようです。

 

このように無償支援ではなく有償支援を行うことにより、より高い効果を得られる支援をこれからも行っていくでしょう。

 

日本が過去に受けたODA

次に日本が過去に受けたODAについて解説していきます。

戦後直後の当時は日本の環境があまり良くなく、いま日本が発展途上国に行っているような支援を世界各国から受けていました

 

世界銀行からの支援

世界銀行からの支援の例として、東海道新幹線や黒部ダムなどがあります。

 

当時、世界銀行から借りた資金は約1兆7000億円あり、そのお金でインフラを築き、今では返済が終了しています。

このように日本の社会インフラを整えるために、世界が支援をしてくれて今では私達の生活になくてはならないものになっています。

 

トルコからの支援

東日本大震災でも、日本は様々な国から支援を受けました

 

その中でトルコからは33名の救助隊が駆けつけ、3週間にわたって被災地の手助けを行いました。

 

以前、トルコも大地震により甚大な被害を受けていました。

その際、日本も同じように国際緊急援助隊を派遣したことがあり、助けあいの精神がODA支援によって生まれています

 

この他にも163の国や地域・43の国際機関が日本に支援を行った事があります。

 

まとめ

日本のODAの特徴、メリット、事例などについて解説してきました!

 

支援を行っているばかりで日本の政府は何をしているんだと、思われがちな政府開発援助ODA。

実はメリットが多くあり、過去に日本もODAによる支援を受けていたことが分かりました。

 

グローバル化している社会ではODAのような支援がとても役立つ時がやってきそうですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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