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FP3級は役に立つのか?|取得のメリットについて実生活レベルで解説

 

FP3級って役に立つの?

 

FPのどういう点がメリットになる?

 

受験を考えてるから、合格後の具体的なイメージが知りたい

 

こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。

合格後どうなるかイメージしたい人には、特におすすめの記事になっています。

勉強する前と、合格後の違いを把握して、FP3級が何に役立つか見ていきましょう。

 

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FP3級のメリット

FP3級は、ライフプランやお金に関する資格で、取得できれば様々なメリットが得られます。

ファイナンシャルプランナーに対して、なんとなく「お金に詳しくなるイメージ」を持っている人は多いと思いますが、実際には他にもメリットがあります。

 

 

お金の基礎知識が身につく

まず1つ目のメリットは紹介した通り、お金の基本的な知識を得られる事です。

FP3級の出題科目を分けると以下のようになっています。

①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業継承

受験するだけで賢くなれそうな気分になりますが、細分化して解説していきます。

 

自分のライフプランを少しイメージできる

FP3級を勉強すれば、自分のライフプランが少しイメージできるようになります。

例えば、①ライフプランニングと資金計画では、年金の繰り上げ繰り下げや、住宅ローン、教育ローンなどの理解が問われます。

⑤不動産では、登記や固定資産税など、⑥相続・事業継承では、相続時の評価額算定や相続の放棄などが問題に含まれています。

 

これらのテーマは人生を長期的に見た際に、関わる可能性が高く、少し知識があるだけでも今後のライフプランを想像しやすくなります。

 

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金融商品・保険商品の基礎が分かる

②リスク管理では主に、保険に関する問題が出題されます。

今となっては保険に関するサービスも発展し、昔に比べて保険を身近に感じられるようになりました。

 

しかしそれらの情報は企業が提供している商品ベースで、保険の基礎理解には結び付いていません。

そのため個人賠償責任保険とは、自賠責保険はいくら保障してくれるのかなど、法ベースで保険を理解している人は少ないでしょう。

そういった場合にFP3級の取得はメリットになります。

 

また、③金融資産運用では、投資や資産運用に関する知識が得られます。

ETFとは、外貨建てMMFとはなど、金融商品がどのような仕組みか、知ることができます。

 

税金関係について分かった気になれる

④タックスプランニングでは、通勤手当は課税されるのか、申告課税と分離課税の違い、生命保険による所得控除など、税金の仕組みが分かります。

会社員にとってはあまり即効性がありませんが、お金の仕組みを知るという意味で、今後役立つ機会は多くなるでしょう。

 

また、「分かった気になれる」というのもポイントで、FP3級では税金についてほんの表面にしか触れません。

税金の仕組みは本当に複雑なので、それについては注意しておきましょう。

 

FP2級の受験資格の獲得

2つ目のメリットは、FP2級の受験資格を得られる事です。

私はFP3級を受験せず、いきなり2級の受験を考えていたのですが、申し込みの際に3級資格の番号を求められて、驚いたのを覚えています。

 

FPの難易度を段階的に並べると、1級が激ムズ、2級がそこそこ、3級が簡単というレベル感で、業界内で認知されています。

そのため、FP資格だけを仕事で活かしたい場合は、3級を通過点として、2級まで取得する必要があります。

3級と2級の同時受験はできないため、「2級が欲しい」と思った際に3級の合格がある事は、メリットになります。

 

FP2級は役に立つのか?|取得のメリットや勉強方法について

 

就職・転職に若干有利

3つ目のメリットは、就職・転職に若干有利になる事です。

FP3級は難易度がそれほど高くないため、専門性といった面には欠けますが、「お金に関して興味がある」という姿勢の部分で、評価を得られます。

しかし、一部の会社では資格手当や、働くうえで必須条件となっている場合もあり、場所によって大きなメリットになり得ます。

 

特に若いうちは、ポテンシャルや可能性に期待されるため、目標ややりたいことが明確にあれば説得力が生まれ、高く評価されるでしょう。

 

FP3級を使った就職について|金融・不動産などお金に関する知識をアピールしよう

 

FP3級は役立つ?

では次に、メリットに加えて、具体的にどれくらい役立つのか紹介していきます。

 

就職/転職サービス

就職/転職サービスのエンジャパンやDODAで、FP3級について調査すると、いくつかの募集要項でFP3級が含まれているのが見つかりました。

独占業務のある資格やFP2級に比べると、需要は少ないものの、FP3級でも興味を示してくれる企業はいくつかあります。

 

しかしFP資格を使って本格的に市場価値を上げたいなら、2級以上を取得するか、他資格と組み合わせるのがおすすめです。

FP2級からは手当が出たり、条件が優遇されたりなど、FP3級に比べて待遇にかなり違いがあります。

 

サブ資格としての肩書

2つ目の役立つ点は、サブ資格として肩書にFPを加えられる点です。

FPはサブ資格として名刺に載せる人が多く「宅建+FP」・「税理士+FP」のように、専門領域に加えてFPである事をアピールされるのによく用いられます。

 

ライフプランニングに関する知識があれば、一般人から好感を持たれやすいので、メイン資格との相乗効果を得られるでしょう。

 

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まとめ

FP3級取得のメリット・FP3級は役立つのかなど、について解説してきました。

 

3級レベルだと簡単に取得できるため、得られるメリットはそれほど多くありません。

実際に試験会場にくる受験者も多く、会場の雰囲気から難易度がそれほど高くないのを実感できます。

 

2級まで取得するば役立つこと各段に多くなるので、興味がある人はぜひ2級まで挑戦してみてください。

FP2級は役に立つのか?|取得のメリットや勉強方法について

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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