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アトピーのかゆみは我慢できない?|10年経っても治らないアトピー

 

 

僕は小学2年生(8歳)の頃にアレルギーやアトピーが発症し、現在21歳ですがアトピーはまだ治療できていません。

そんな長い年月の中、通いの病院を6個も転々とし、総合で訪れた皮膚科が10を超える僕が、どのようにアトピーと向き合ってきたのか、書いていきたいと思います。

 

ちなみに僕は重度のアトピーではなく、ボアラやロコイド、メサデルムといったステロイドを使用する程度の軽い症状を持っています。重度のアトピー患者の方には、参考になる度合いが低いかもしれません。

 

この記事ではアトピーが発症し、かゆみに困っている方、ステロイドについて心配をしている方、結局治療できるの?と不安に思っている方向けに執筆しています。

 

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アトピーがどのように発症したか

 

小さい頃、僕はアレルギーを持っていて卵や小麦粉、牛乳を摂取すると、体がかゆくなったり、体が赤くなったりしていました。

その頃から、病院に行って見てもらうことが多く、アレルギーは克服することができましたが、アレルギーが治っていくと同時に、アトピーが徐々に発症していきました。

 

アトピーのかゆみは我慢できないの?

 

初めはかゆみを抑える方法が分からず、腕にローションを塗ったコットンを巻きつけてみたり、ひたすらかゆみに堪えるような方法をとっていました。そんな経験があるからこそ言えますが、かゆみにひたすら耐えるのは

 

無理 です

 

アトピーになったことがない人は、なんでかゆいんだろうとか、かかなければいいのに、と思いがちです。昔は僕もかゆみに耐えろ!と親にずっと言われていました笑

 

なぜ無理なのかと聞かれると、説明しにくいのですが、生理現象の一部だと考えると無理だということが分かります。

例えば、トイレを我慢しろ と言われても我慢できないし、喉を潤すための水を我慢するのは難しいですよね。

 

アトピー患者には、その我慢できない生理現象が1つ増えます。アトピーを持っている人の周辺の人は、我慢できないものだと思って接してあげてください。

 

通った病院について

 

通った病院を大きく分けると、皮膚などの外側から薬を塗って治す病院、漢方を使って飲み薬で体の内側から治す病院の2つに分けられます。塗り薬を使用する病院では、どこも同じようにワセリンや、ヒルドイド、保湿クリーム、保湿のローションなどの上に、ステロイドを塗る治療方法を取っていました。

 

漢方を使用する病院では、よく分からない調合の薬をお湯に混ぜて、朝と晩に飲むという方法を取っていました。結論から言うと漢方による治療方法は、僕には効き目がなく、2年ほど続けたものの、効果でないままやめてしまいました。

 

塗り薬を使用するタイプの病院では、油分がつくまで頑張りましょう。そんな話をいつまでもされ、現在まで、きているというような感じです。
現在に至って、油分とは一体なんだったのか、、と考えさせられます。

 

もちろん長期の間、肌が良い調子だと皮膚科でよく言われていたような状態になったような気がしました。しかし、それで治ったと思いきや、食生活や生活習慣が乱れると以前と同じように肌が荒れる。こんなサイクルを続けている人が多いかと思います。

 

このような経験から考えると、アトピーを完全に治療するのは難しく、かゆみを抑える程度なら病院で、治療することができると言えると思います。

 

ステロイドの副作用

 

ロコイド、ボアラ、メサデルムの3つを主に僕は使用していました。

自分の現在の、かゆみや赤みの状態に合わせて ロコイド(弱)、ボアラ(中)、メサデルム(強)を使い分け、1日1回お風呂上がりに下地の薬を塗った上から使用していました。

 

その方法は中学1年生の頃からとっていて、10年経過した今でも変わっていません。ステロイドは副作用が怖いと良く言われていますが、10年使った僕が言えるのは、特に副作用を感じていないということです。

 

塗った箇所は顔や首、肘の裏、膝の裏、方周辺、背中など、様々な場所に使用しましたが特に何も変化がないです。一般的に肌が黒くなったり、白くなったりすると言われますが、そんな風には感じていません。

 

塗るのはホルモン剤なので、毛深くなるとも副作用で言われています。これに関しては、少しあるのかなと、感じています。

元々僕は毛深いので、ステロイドを使用したことによる弊害かどうかは、定かではないです。しかし言われてみると確かに通常より毛深いのかな?と思うくらいの程度です。

 

まとめ

 

この記事では、どのようにしてアトピーが発症したか、どのような病院に通ったか、使用する薬のステロイドについて説明しました。

僕が10年アトピーと向き合った結果、完全治療を目指すのではなく、いかにかゆみを抑え、生活していくかという思考に変わっていきました。

 


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