FP3級に落ちた・・
FP3級って本当に簡単なの?
勉強はしたけど点数が足りなかった
こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。
「正しい勉強方法について知りたい」「再チャレンジしたい!」と考えている人には、特におすすめの記事になっています。
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FP3級に落ちた原因について
FP3級に関して、「合格率が高いから大丈夫」「FP2級より簡単だから受かるはず」と言われることもあるでしょう。
確かにFP3級は合格率の高い試験ですが、試験本番で本来の調子を出せなかったり、緊張しすぎたりすると落ちてしまうこともあります。
また勉強方法に問題があり、合格に至らなかったというケースも少なくありません。
ここからはまず、FP3級に落ちた原因を分析していきましょう。
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学科試験の内容を網羅できていなかった
FP3級では、以下の6分野から問題が出題されます。
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継
FP3級では、この6つの内容がほとんど均一に出題されるため、1つでも苦手な分野があれば、得点は大きく下がってしまいます。
また学習時間の配分が上手くいかず、「リスク管理分野は20時間勉強したけれど、相続・事業承継については3時間しか勉強できていない」という場合、学科試験の内容を正しく把握できず、合格が難しくなるでしょう。
FP3級に合格するためには、6つの分野をバランスよく勉強していくことが大切です。
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暗記だけで理解ができていなかった
FP3級の合格には、頻出単語や重要なワードの暗記が欠かせません。
しかし内容を理解せずに暗記ばかりを重視していると、問題を解く段階で「これはどんな内容を聞いているんだろう?」と混乱してしまう可能性があります。
暗記はもちろん大切ですが、内容理解がなければ問題の意味が分からないため、覚えたキーワードをどこで使うべきか判断できません。
理解と記憶を心がけて、勉強方法を見直しましょう。
単純に勉強不足だった
FP3級は合格率80%とも言われる資格試験ですが、勉強量が足りなければ当然合格はできません。
「簡単な試験だから大丈夫だろう」と甘く見ていると、本番になった際、思った以上に問題が解けずに戸惑ってしまいます。
個人差はありますが、FP3級の標準的な勉強時間は50時間ほどだと言われています。
少なくとも1か月は毎日勉強しないと難しい量なので、勉強不足の自覚がある人は、勉強時間を確保し再度チャレンジしてみましょう。
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FP3級の勉強方法について|独学で着実に点数をあげていく
FP3級に落ちた場合の対策
「一度落ちたけど、FP3級に合格したい!」という気持ちを、持っている人も少なくはないでしょう。
そこでここからは、落ちた人のための、FP3級合格までの対策方法について解説していきます。
「本当に受かるのかな…」と不安がる前に、合格のための勉強を始めましょう。
苦手範囲を特定する
勉強時間を確保していたのにFP3級に落ちてしまった場合は、苦手分野の問題で得点できなかった可能性が高いです。
自分がどの分野の、どんな問題を苦手としているか把握し、その苦手を克服しましょう。
苦手分野の把握には、模擬試験が役立ちます。
一度今の実力のまま模擬試験を解き、どの分野の得点が低いかチェックします。
そしてどんな原因で間違ってしまったのかを把握し、重点的に復習を行いましょう。
理解を深めて応用を可能にする
苦手分野が判明したら、その分野の理解を深めましょう。
「理解したつもり」になって、ちょっとした応用問題が解けない場合も多いので、テキストを読んだり、問題集の解説文を参考に理解度を上げていってください。
理解不足な箇所が分からない場合は、問題集で解けなかった問題に、関連するテキストのページを読み直すのがおすすめです。
さらに理解から応用力に変えるため、「正解はしたけど、勘で答えたかも」という問題についても見直しましょう。
過去問を解いて実際の問題形式に慣れる
苦手分野について理解を深められれば、過去問を解いて実力をチェックするのがおすすめです。
過去問で解けなかった問題は、新たに判明した苦手分野なので、徹底的に勉強をおこない理解を深めていきましょう。
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FP3級を諦めるか、諦めないか
一度試験に落ちてしまったことで、「自分はだめかもしれない」とネガティブになってしまう方も少なくありません。
しかしここでFP3級の合格を諦めれば、今後勉強の機会は訪れず、資格試験に対して自信を失ったままになってしまいます。
合格に向けて再度頑張るため、どんな心構えが効果的か考えて行きます。
落ちた原因を決めて、改善にむけて努力する
試験に落ちた後は「もともと実力不足だから」「勉強自体向いてなかった」とネガティブな気持ちを持ってしまいがちです。
しかし「自分がダメだから受からなかった」と考えているだけでは、合格に向けて、前向きに勉強できません。
そこでおすすめなのが、「落ちた原因」をはっきり決めて、その改善に向け勉強を始めることです。
「自分が悪いから」というあいまいな理由ではなく、「〇月の下旬に勉強時間をあまり確保できなかったせい」「仕事で疲れている夜に勉強していたのが原因」と客観的な理由を見つけましょう。
落ちた原因が改善できるものだと分かれば、合格に向けて前向きに勉強できます。
FP3級に落ちてショックを受けている方は、落ちた原因を少しでも早く見つけ心を落ち着けましょう。
合格率80%で諦めるなら、勉強は向いてないかもしれない
どうしても勉強に前向きになれず、FP3級の取得を諦めようと考えている方もいるかもしれません。
しかしFP3級の合格率は80%と、他の資格試験と比較して非常に高いです。
真面目に勉強すれば、車の免許取得試験ほどの難易度ともいえるでしょう。
そのため、FP3級で諦めるのであれば資格試験自体が向いていないのかもしれません。
FP3級より合格率の高い試験は多くありませんので、「ここで諦めるのは嫌だな」「これから別の資格も取りたいな」と考えている方は、ぜひFP3級の勉強に再チャレンジしてみてください。
まとめ
FP3級に落ちた原因・落ちた場合の対策などについて解説してきました。
FP3級に落ちて「自分は勉強に向いていないのかも」と、落ち込む方も多いでしょう。
しかし合格率は100%ではないため、十分に勉強をしていても本番で力を出し切れず落ちてしまうこともあります。
FP3級に合格したいなら、諦めず次の試験までに勉強方法を見直し努力を続けることが大切です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')