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レバレッジドバイアウト(LBO)とは|具体例や問題点から、分かりやすく仕組みを理解してみよう!

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レバレッジドバイアウト(LBO)って何・・?

 

効率良く資金調達する方法ってあるの?

 

LBOの問題点・デメリットついて知りたい!

 

こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。

特に、レバレッジドバイアウト????????と思っている人にはおすすめの記事になっています。

 

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レバレッジドバイアウト(LBO)とは

レバレッジドバイアウト(LBO)とはわかりやすく解説すると、M&Aや企業買収を行うための資金調達方法の1つです。

 

自己資金だけで買収するのではなく買収先の資産や事業モデル、キャッシュフローを担保にする事で借り入れを行い、より多くの投資資金で買収を行えるのが特徴です。

借り入れた資金で、自己資金を上回る価値の企業を買収し、買収先の企業利益によって借り入れを返済して、価値を作り出す事を目指します。

 

そのためレバレッジドバイアウト(LBO)は、安定したキャッシュフローがある事業を適正な価格と適正金利で買収する限り、確実に価値を生み出せる方法です。

また、買収先の事業が安定したキャッシュフローをしていれば、金融機関も安心して融資する事ができ、出資側にもメリットがあります。

 

レバレッジドバイアウト(LBO)の仕組み

レバレッジドバイアウトの流れを解説すると、まず初めに買収したい企業(買収側)が買収だけを目的に、新設で別会社を設立します。

 

そしてその別会社が銀行や金融機関から借り入れをしたり、社債を発行したりして資金調達を行います。

ファンドや機関投資家などからも出資を受けることがあり、買収するための資金は様々な場所から集められます。

 

その後、調達した資金によって既存株主から株を購入し、買収する側が買収先企業を支配して株式の非公開化を行います。

このような流れによって新設した会社と買収先企業の合併が完了し、資産の売却や事業で、利益を生み出していく流れになっています。

 

また買収のために借り入れた資金はLBO実施後、買収された企業の負債となります。

 

レバレッジドバイアウト(LBO)の具体例

次にレバレッジドバイアウトの具体例についてです。

 

ソフトバンクによるボーダフォン日本法人買収

例としては2006年の、ソフトバンクによるボーダフォン日本法人買収などが挙げられます。

 

当時、ソフトバンクはデータセンターやISP、固定回線の事業を展開していて、モバイル業界への新規参入を計画しているところでした。

そんな中でボーダフォンのモバイル事業を買収できるチャンスが生まれ、総合通信会社としてサービス提供可能になるのがこの買収の魅力でした。

 

LBOに似ているアパート投資

次に、より身近にLBOを理解するためにアパート投資を例に解説していきます。

 

アパート投資はニーズのある需要を見つけ、将来的に利益になり得る可能性があれば、手元にあるお金より大きいお金をローンで借り入れて、アパートに投資を行います。

 

将来的に収益が見込まれるアパート投資だからこそ金融機関はお金を貸す事ができ、借りる側はその資金で、レバレッジを効かせて投資ができるようになります。

このように将来的に利益になりそうなものに対して、お金を借りて投資するというアパート投資は、レバレッジドバイアウトに似ています。

 

その後、ローンで借りたお金を利益によって返済し、投資しているものを徐々に自分のものにしていきます。

つまり買収先の資産や事業価値を見極める事ができれば、他人のお金で資産形成を行う事が可能です。

 

問題点

次にレバレッジドバイアウトの問題点です。

 

債務不履行の可能性

これは分かりやすい問題なのですが、買収した事業で利益が出なければ借り入れを返済する事ができず、債務不履行になってしまう可能性もあります。

 

大きな借り入れ額になるため、買収された会社にとっては大きなリスクを抱える事になります。

通常の出資に対する金利より、金融機関の金利が高くなる傾向もあって、適正価格による買収や、適正な借入金利であることが重要になりそうです。

 

そのため、いかに事業を継続して利益を出すのか、いかに資産を売却してキャッシュを手に入れるかの2点が重要になります。

 

なので業績の見通しが良い企業や、流動的な資産を持つ企業を買収先対象に、LBOが行われるんですね。

 

上場企業ではなくなる

しかし2点目の問題点に株式を非公開化する事から、財務状況の不明確化、企業ブランドの低下、取引先への悪影響などが起こる可能性もあり、上場企業ではなくなるといった視点も必要になりそうです。

 

上場企業ではなくなることで、以前に比べて金融機関からの融資がおりづらくなったり、各種メディアに取り上げられる可能性が減るなどの問題が考えられます。

また、上場していることを一種のステータスのように考える経営者もいるので、そのステータスが無いというのは一部の人からするとデメリットになるかもしれません。

 

まとめ

レバレッジとは本来動かせなかったものをテコの原理で動作可能にする事であり、LBOはまさにこのテコの原理が当てはまっている買収方法だと言えます。

 

具体例の中でソフトバンクによるLBOを挙げましたが、ホリエモンがフジテレビの買収に用いようとしたのもLBOでした。

 

資金調達には、様々な方法がある事をいまさら気づかされ、LBO以外にMBOなどもしっかり理解してみよう!と思いました(`・ω・´)

まだまだ勉強不足ですね!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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