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外部不経済の例について|具体例から市場の失敗を理解しよう!

更新日:

 

外部不経済って何・・?

 

外部不経済の具体例が知りたい!

 

市場の失敗や市場経済について理解を深めたい!

 

こんな風に考えている人に向けてこの記事では解説しています。

外部不経済の具体例について知りたいと考えている人には特におすすめの記事になっています。

 

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外部不経済とは

外部不経済とは分かりやすく説明すると、経済活動を行う一般消費者や企業、生産者などの経済主体に対して、市場を通さずに悪影響を与えられている状態の事をいいます。

 

外部経済

外部不経済とは・外部経済とは

つまり反対の概念となる外部経済は市場を通さずに、経済的に良い効果を得られる事を示します。

例えば、高速道路や新幹線などの交通インフラの整備、夜間の電灯設置などが挙げられます。

交通インフラが整えば材料の仕入れコスト減少や通勤などの移動が楽になったり、電灯設置によって町の安全性が確保できたりするでしょう。

 

このように取引・市場を介さずに、経済主体に良い効果を与える事を外部経済と言います。

という事は、外部不経済は取引・市場を介さずに、経済主体に悪い効果を与える事を指します。

 

外部不経済は市場の失敗の要素に当てはまり、市場にとって良くない状態を指します。

 

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外部不経済の具体例

では次に外部不経済の具体例について見ていきましょう。

 

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悪天候

まず1つ目にイメージしやすいのは悪天候です。

 

大雨、強風、吹雪などの悪天候になると、育てている農産物は売り物にならなくなったり、電車や飛行機が機能しなくなったり、健康面にも悪影響がでてきたりする可能性があります。

 

以下に悪天候による影響を挙げます。

農産物・食物にダメージがでると、食の品質低下や価格上昇の可能性

交通機関が機能しなくなると物流、人の動き、それに伴う二次被害などへの悪影響

健康面でも病気になる人が増え、個人の生産性に悪影響

このように市場を通さなくても悪影響が発生するため、悪天候は外部不経済の例と言えます。

 

災害

災害による外部不経済

次に災害です。

これは悪天候の規模がさらに大きくなったもので、地震、津波、噴火などが例に挙げられます。

 

例えば強い地震が起きれば経済活動をしている時間はなく、生命自体が脅かされて大きな被害が予想できます。

災害はいつ発生するかわからないため、事前に備えておくことが難しいですよね。

そのため経済的に大きなダメージになり得る可能性が高く、これからの永遠の課題と言えるのではないでしょうか。

 

このようなリスクを回避するためには、地震災害が少ない国に移り住んだり、津波の心配をしなくてもよい標高の高い地域にリスクヘッジする事もできます。

海外に何かしらの資産を持ったり、災害リスクを考慮しながら生活したり、経済活動を行う事で悪影響を減らせるでしょう。

 

騒音・悪臭・嫌がらせ

次に騒音や悪臭、嫌がらせなどが挙げられます。

 

自宅近隣で建設中の工場がとてもうるさい、ごみが回収されずに悪臭を放っている、風評による嫌がらせを受けている、というのも外部不経済にあたります。

経済主体に悪影響というより、経済活動を行う個人の生活環境に悪影響といった意味で、外部不経済だと捉えられます。

 

ごみが回収されないという例は、行政が機能していない状態で起こりうるため、外部不経済以前の問題が起きていそうです。

 

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環境汚染

次に環境汚染です。

 

具体例としては、工場の廃棄物が河川に流れ、その地域にいる魚が生息できなくなったとします。

大量生産によって工場は利益をあげられるかもしれませんが、漁業をしている人にとっては大きな被害となります。

自社の利益ばかりを考えて経済活動を行うと、二酸化炭素・有害物質の発生により健康上の被害や、自然環境の悪化が起きる恐れがあります。

 

目先の利益を優先し、全体を見ない結果、環境汚染で周りまわって被害が大きくなるかもしれません。

 

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感染病・インフルエンザなど

感染病・インフルエンザによる外部不経済

次に感染病やインフルエンザなどが挙げられます。

 

冬になってウイルスが蔓延するようになると、インフルエンザなどの病気にかかる人が増加します。

インフルエンザや特定の感染病が発症すると、会社や学校から自宅待機する事を指示され、活動が制限される事になります。

 

体調不良で生産活動が行えなくなったり、出社が不可能で仕事ができなくなったりするため、経済的には大きな被害となるでしょう。

というか単純にしんどくなるのは嫌ですね・・。

 

サイバー攻撃・ウイルス

サイバー攻撃やインターネットウイルスを外部不経済として、取り上げている媒体は見たことがありませんが、こちらもその例に当たると思います。

 

最近になって、様々なサービスがITを前提とするようになりました

「パソコン・スマートフォンは当たり前」と、今では言っていますが10年も経過すれば「ロボット・AR・ブロックチェーンは当たり前」なんて言っているかもしれません。

 

そんなITサービスに対してハッカーなどから攻撃を受けると、それを前提にしたサービスやシステムに悪影響がでて、提供者・利用者それぞれの経済主体に混乱をもたらすことになります。

今後の社会はこのような傾向がさらに加速するため、個人それぞれがセキュリティ意識やITリテラシーを持つ事が重要です。

 

まとめ

外部不経済とは・外部不経済の例について解説してきました。

災害や環境汚染・サイバー攻撃なるによる被害が発生すると、「経済活動!」なんて言っている場合ではなく、仕事や生産活動の中止を余儀なくされます。

 

外部不経済は市場の失敗の要素に当たり、未然に防げる事ができれば、社会の大きな進歩となるでしょう。

実際に起こってから問題にするのではなく、事前に把握するための手立てを考える事が重要なのではないでしょうか。

発生可能性のあるリスクを予測して、最適な予防策は何かという視点が外部不経済による悪影響を減らすカギになりそうです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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