FP2級の難易度
結果からいうというと、1ヶ月集中的に勉強したら受かる難易度だと私は考えています。
そんなに難しくないし、辛くないのに、取れてしまう国家資格・・・
こんなに簡単に取れていいのかと思うくらい、そんなに時間かかってないです笑
ある程度の偏差値がある大学生が勉強すれば1ヶ月で受かります。勉強の仕方が分かっているなら、あっという間に解ける問題が多くなると思います。
しかし社会人でお金の知識が全くない人なら、2ヶ月は最低でも必要になるでしょう。私が取得したのは大学生の時で、学校の授業中や平日のお昼にも勉強することができました。
そのため時間を自由に使えて勉強できたのが現状です。
社会人は通常平日に仕事が入っているので、1日に学生と同じような時間を確保するのは難しいと思います。
それを加味すれば合格には少し長い期間が必要になります。
時間にすると120時間程度だと思います。
-
FP2級は役に立つのか?|取得のメリットや勉強方法について
合格のための必要勉強時間
他のサイトでは300時間 勉強時間が必要だと記載があるのを見ますが、それなら1日2時間の勉強時間を仮定すると、150日必要なので、5ヶ月の期間を要することになります。
長期的に時間をかけて勉強するのも、とても重要なのですがやはり資格は短期的に取得したい所です。
なぜ私が120時間で合格できたかというと、1カ月で短期的に集中して勉強したからです。
過去問をひたすら解いて、覚えてを繰り返せば120時間でも合格は可能です。
また勉強する期間が長ければ長いほど、忘れてしまうことも多いので、300時間もかけず1~2カ月集中して勉強すれば、合格できます。
現在、大学生で普通に勉強してきた人なら短期的に取れちゃうので、ほんとにオススメです!
社会人になる前にちゃちゃっと、自分の能力UPにつなげていきましょう。
スポンサーリンク
分野別の難易度
次にFP2級の難易度を想定するために、問題の内容について分かりやすく紹介していきます。
難易度については、簡単・普通・難しいの3つに分けて説明していきますね。
ライフプランニング
ライフプランニングの分野では、ファイナンシャルプランナーの在り方や、これからのライフプラン設計の考え方、年金などについて問われます。
ファイナンシャルプランナーができること、ライフプランの設計の仕方については、常識的に考えれば解ける問題がほとんどです。
例えばFPは法律などについての情報提供や、制度の受給申請方法などについて、説明できる範囲が税理士に比べて狭い範囲にとどまります。
またライフプラン設計に関しては、株式の将来の値上がりが確実であるというような情報提供を行ってはいけない、などの断定的判断の提供は禁止されていることを前提に問題を読み解いていくと、分かる問題ばかりになっています。
このような点に気を付けて、問題を解けばそれほど難易度は高くないので、ライフプランニング分野にはあまり注意が必要ないと言えるでしょう。
リスク管理
2番目のリスク管理です!リスク管理の難易度については普通レベルだと言ってもいいでしょう。
1番目のライフプランニングのような常識を問われる問題ではなく、保険の種類や仕組みについてリスク管理では問われます
生命保険の控除はどれくらいあるのか、地震保険・火災保険の内容について、などが問題の例として挙げられます。
この分野に興味を持つ人も多いのではないでしょうか
ファイナンシャルプランナーの資格を取得する上で、この保険の知識はかなり役立ちます。
実際に保険屋で販売されている商品には、問題で出題されるようなシンプルな商品は少ないです。
しかし保険の種類に分けての基礎知識を身に着けることで、実際の保険選びにかなり役立ちますよ。
金融資産運用
金融資産運用という分野では、市場についての考え方や円高円安外貨についてのバランス、利率についての考え方、ジュニアNISAとは、というような投資・資産についての知識が問われます。
実際の資産運用のノウハウを勉強するわけではありません。
投資についてあまり知らない人は、難しいカタカナや英語の略語の壁にぶつかることになるでしょう。
しかし多くのお金持ちが行っている様々な投資について、少し近づけると思うとやる気がでますね!
実際のノウハウではなくても法律や税制面の知識を勉強できることで、リスク回避をしながら資産運用ができるようになりますよ。
タックスプランニング
次にタックスプランニングです。多くの人が気になっている分野だと思います。
この分野は家計を気にする主婦の方や経営者・個人事業主に役立つといえるでしょう。
日本の学校教育では、生活する上で必要になる税金の勉強をしてきていません。
そのためお金に詳しいファイナンシャルプランナーや、税理士の先生、国や自治体に聞くしか、税の仕組みについて知る機会はないと言えるでしょう。
このタックスプランニングの分野では、給与を受け取るまでの社会保険料や所得税・法人税について学ぶことができます。
FP2級の資格の中で、タックスプランニングは一般人に一番身近な分野です。
覚えることは多いですが自分の生活に照らし合わせて考えられるので、資産運用などに比べて難易度は低いと言えます。
不動産
不動産分野では土地を所持している人、土地を購入しようとしている人に役立ちます。
宅建士とは何か、固定資産税はいくら必要なのか、そのあたりの知識を習得することができます。
第三者からの評価ではなく、持っている土地について評価を自分でしたいという場合は、補完してくれる資格となるでしょう。
不動産の分野では細かい制度や、似たような単語が多く出題されます。
そのためFP2級資格の中で一番混乱する分野だと言えます。
私は似たような漢字が並んでいる単語や、率が似ている制度などに、とても翻弄されました。
不動産分野の難易度は少し高いので、この分野の勉強は始めのほうから、取り組んでおくのがおすすめです。
相続・事業承継
最後に相続や事業承継についてです。
「相続するなら息子には半分で妻にはいくら? あ、でも兄弟がいるから、また変わってくるのか。」
「いや、まてよ。課税額を減らすためにはどんな仕組みがあるんだろう・・」 こんな風に思っているあなたには相続・事業承継分野はぴったりの分野だと言えるでしょう。
この相続分野もややこしい制度が多いのですが、タックスプランニングと同じで、自分に身近な問題が多いです。
なかなか相続や事業承継について考える機会がない中で、事前にこのような勉強をしておけるのは良いチャンスですね!
まとめ
いかかだったでしょうか?
FPの難易度や、それぞれの分野について分かってもらえましたか?
特にこのFPの資格は暗記が得意な人にはとっても有利な資格です。
難易度が高い部分もありますが、みなさんも挑戦してみて下さいね。