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三権分立とは|三権分立の意味についてわかりやすく解説

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三権分立って何?

 

司法・立法・行政??

 

三権分立・権力分立による効果について知りたい

 

こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。

司法・立法・行政の役割、なぜ三権分立を行うのかなどについて、興味がある人には特におすすめの記事になっています。

また、日本と海外の権力における制度の違いについても解説しているので、参考にしてみて下さい。

 

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三権分立とは

三権分立とは

三権分立とは、立法権・司法権・行政権をそれぞれ別の機関が担う仕組みのことです。

 

立法権とは、法律を作る権利のことで、国会等がこれにあたります。

司法権とは法律をもとに人を裁く権利のことで、裁判所などがこの権利を持っています。

そして行政権は、法律に基づき様々な政策を実行する権利です。

 

内閣や都道府県などが、行政権を持つ機関の代表例です。

では具体的に三権分立を理解するために、詳しい意味や権力分立の目的について、解説していきます。

 

三権分立の意味

三権分立の意味を具体的に解説すると「権力を複数の機関に分け、それぞれの機関が均衡・抑制しあうように作られた仕組みのこと」を指します。

 

現在多くの国で、権力を司法、立法、行政に分ける三権分立が行われていますが、別の分け方も可能です。

数を問わず、国の持つ権力を複数に分けることは、権力分立と言われます。

 

三権分立を行う理由

三権分立の目的は、権力の行き過ぎを止めることです。

以前ヨーロッパなどでは「王政」が行われており、王様一人の意見で国民を動かすことができるようになっていました。

 

しかし王政のように権力が集中した状態では、一方的に重税が貸されたり国民が理不尽な理由で投獄されるケースも出てきます。

こうした状態を防ぐため、実施されているのが三権分立です。

権力を分散させ相互に監視をすることで、国民の自由が保証されているのです。

 

モンテスキューによる三権分立

司法、立法、行政に権力を分ける三権分立を最初に提唱したのは、モンテスキューです。

モンテスキューはフランスの思想家で、1748年に出版した『法の精神』の中で三権分立の理論を提唱しました。

 

国の権力を分けることについては、ジョン・ロックが先に提唱していましたが、現代にも通じる形で分かりやすくまとめたのがモンテスキューです。

モンテスキューが三権分立を提唱したのち、権力の分立は広く知られるようになり、フランス人権宣言の規定にも取り入れられました。

 

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日本の三権分立について

日本の三権分立について

日本では、モンテスキューの理論を元にした三権分立制度が取り入れられています。

 

日本の国家権力は、司法・立法・行政の3つに分かれており、それぞれが独立して権力を行使しています。

ここからは、日本の三権分立について解説していきます。

 

司法・立法・行政

日本における「三権」の司法・立法・行政はそれぞれ独立しているだけでなく、過剰な権力を防ぐため相互に監視を行っています。

 

司法・立法・行政の相互監視

例えば裁判所(司法)は、国会(立法)が作る法律が憲法に違反していないか、チェックする役割を持っています。

そして内閣(行政)が最高裁判所の長官(司法)を指名し、国会(立法)が裁判官(司法)を裁く仕組みを持っています。

このように様々な機関が、お互いに監視していることが分かります。

 

内閣総理大臣の指名と衆議院解散

そして立法権と行政権の間にも、均衡を保つためのルールがあります。

それは、内閣総理大臣の指名(立法)と衆議院の解散(行政)です。

内閣のトップである内閣総理大臣を指名するのは、立法権を持つ国会となっていて、この2つにも権力関係の相互監視が働いています。

 

国会が指名を行うことで、内閣の動きを抑制しているのです。

また内閣は、国会に問題が発生したとき、衆議院を解散させる権限を持っています。

このようにお互いに干渉しあうことによって、権力の行き過ぎを防いでいるのです。

 

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三権分立における警察

次に三権分立における警察の役割についてです。

 

国の権力と聞いて、警察を思い浮かべる人は少なくないでしょう。

しかし警察は、独立した権力ではなく司法の一部に当たる組織です。

 

警察の役割は起きた事件についての証拠を集め、捜査を行うことで、法律が正しく守られているかチェックすることにあります。

警察は安全な生活を保つため、前線で活躍する司法の組織なのです。

 

海外での権力分立

海外での権力分立

日本の三権分立について解説してきましたが、国によっては権力分立の制度が異なることもあります。

ここからはアメリカ、韓国の三権分立について解説していきます。

 

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アメリカの三権分立

アメリカでは、三権分立が日本より重視されています。

議院内閣制を取っている日本では、三権分立が導入されてはいるものの、立法と行政が共同で政治を行うことが多いです。

 

一方アメリカでは、司法・立法・行政が相互に関与することはありません。

日本では内閣総理大臣が国会から選ばれるのに対し、アメリカは国会とは別に大統領選挙を行い、行政のトップを国民が直接決定します。

それぞれの権力を完全に独立させることで、司法・立法・行政の役割分担を明確にしています。

 

韓国の三権分立

大統領制を取っている韓国でも、アメリカ同様三権分立の制度が存在しています。

しかし昨今、韓国の三権分立体制が崩れているのではと問題になっています。

 

事の発端は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近である金慶洙(キム・ギョンス)被告に、韓国の司法が実刑判決を行ったことにあります。

金慶洙(キム・ギョンス)被告は世論操作事件に関わったとして、懲役2年の判決を受けましたが、大統領を始めとする韓国与党「共に民主党」がこれに反発しました。

 

裁判に関わった担当検事に対して攻撃を行っているとされています。

これまでも韓国の司法と行政の関係性については問題視されていきましたが、今後司法が韓国与党の関与を受けることなく裁判を行えるのか、今後も注視していく必要があるでしょう。

 

まとめ

三権分立とは・日本/海外での三権分立・司法/立法/行政について解説してきました。

 

三権分立による権力分立は、国家の権力をいくつかに分け、権力が大きくなりすぎないように防ぐ仕組みのことです。

少数に権力が偏っている状態では、国民にとってベストな政治が行えません。

今後も三権分立の体制が崩れることが無いよう、国民はそれぞれの機関の役割や課題について、認識しておく必要があるでしょう。

 

最後まで読んで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')

 


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