高専に入学して後悔することはない?
やっぱり普通の高校や大学に行った方が良いのかな?
高専ってどんな所?
という風に考えている人に向けて、この記事は解説しています!
高専に入学してから、後悔することがないか知りたい人は、特におすすめの記事になっています(`・ω・´)
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後悔したこと
では簡単に高専に入学する経緯を説明して、後悔したことや入学前と入学後に考えていたギャップなどについて解説していきますね。
私は地元の普通の中学から高専に入学しました。
私の周りの親戚や家族が一般的な家庭よりパソコンに詳しく、それを間近に見ていたことから情報系に興味を持ち、高専への入学を考え始めました。
普通の高校より専門的な勉強ができることに魅力を感じていましたが、やはりその道を選ぶと後悔することもあるのではないか・・
そんな不安がもちろんありました。
高専入学前に後悔しそうなことを予測すると
- 男子の比率が高い
- 勉強が難しいかもしれない
- 寮生活が最悪かもしれない
こんなところで後悔しそうだな~なんて考えていました。
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【高専】はやめとけ!?|やめとけ!と言われる理由について
では実際に後悔した事や予想とは違った点について説明していきます!
女子が少ない
まず初めに 女子が少ない!!
いきなりそれから?なんて思われそうですが、やはりこれは後悔した大きなポイントの1つになります。
入学式、クラスでのオリエンテーションなどで改めて実感するのですが、教室を見渡した時の男子の数!!!!
少し私は悲しくなりましたね・・笑
普通の高校ならキラキラした青春を今頃送っているかもしれない!
自転車で二人乗りしたり、二人でお弁当を食べたり、放課後にデートしたり・・・
そんなのに私は憧れていたので、高専に入学して後悔した事として紹介しておきます。
まぁでも建設系の学科には2、3割の女子がいたので、建設系に興味があるなら望みはまだあるのではないでしょうか笑
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【高専】の女子は可愛いの?
レポートや課題が多い
次に後悔した事として課題が多いことを挙げます。
高専では座学の授業以外に、実習といわれる実験や調査をする授業があります。
実習をすることで学ぶことも多いのですが、それに伴い教授から出される課題が多かったり、レポートを提出する必要があって大変でした・・。
私の学校では2年生なのに1万字のレポートを提出して!なんて言われたこともありましたよ。
いやいや大学の卒業論文かよ!!って大きな声で突っ込みたくなりそうでした。
また実習でのレポートだけでなく、高学年に上がるごとに通常の授業で出題される課題も多くなり、多いときは1週間で3つ以上のレポートに追われる時もありました。
頭が良くなるのはいい事ですが、さすがにこれはちょっと・・ってなりますね。
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【高専】の卒業研究|レベルや内容について
遊べない
都心部にある高専はどうか分かりませんが、地方にある高専はそれほど良い場所に建ってるわけではありません。
そのため遊ぶ場所が少ない点も後悔した点になります。
山に囲まれた学校と寮・・
自然豊かな環境で最高の暮らし!!なんて言いたいですが、ただ単に虫が多くてむかつくだけです笑
車やバイクの使用ができれば、ある程度行動範囲は広くなりそうですが、都心部に比べて遊ぶスポットが少ないので、ちょっと・・とはなりましたね。
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【高専生】って土日は何してるの?|休日している事について
交通の便が悪い
次に交通の便が悪いという事です。
車やバイクがあれば問題ないのですが、足がない人は電車やバスを使わなくてはいけません。
しかし、高専の近くで稼働している交通機関はどれも本数が少なく、1本電車やバスを逃すと、次は1時間後・・。
こんな事がよくありました。
バイクは16歳の高専2年生から乗ることができるので、できればバイクを用意しておくのがおすすめです。
私は4年生までバイクがなかったので、それまで交通の便が悪いという事に対して、かなり後悔していました。
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実験に追われる
次に実験に追われるという事に後悔しました。
高専では1~5のどの学年でも実験が、授業のカリキュラムに組み込まれています。
そのため毎週実験をする必要があり、実験の進捗に追われていました。
座学では問題を解いて答え合わせすればよいのですが、実験では初めに仮説を立てて、その仮説に対する考察をするための実験結果が必要になります。
そのため、人の結果を真似する事はできず、自力で実験課題をクリアしていかなくてはいけません。
シミュレーションしたり、実験したりすることが得意な人は良いのですが、苦手な人はこの実験に結構苦労させられます。
理系の授業に飽きる
次に理系の授業に飽きるという事です。
高専の授業はほとんどが理系科目です。
1日の授業が数学、物理、専門科目、専門科目のように理系の授業ばかりの日が、学年が上がるにつれて多くなってきます。
そのため、数値的な勉強をするのに飽きがきてしまい、もうこんなの勉強したくない・・という気持ちに私はなりました。
大学に編入学して、経済学や商学などの授業を受けましたが、文系の科目が高専にもうちょっとあっても良くない?と今では思っています。
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寮生活が楽しい事もあれば嫌な事もある
次に寮生活に関する部分です。
高専の寮生活には友達と映画を見たり、はしゃぎまわったりして楽しい事もある反面、嫌な事もあります。
例えば、同じ寮部屋で暮らしている人と喧嘩をしたり、モノの紛失や盗難があったりする時です。
これは寮部屋をお互いが綺麗に片づけなかったり、どちらかが片方を起こさなかったりなど、原因は様々です。
喧嘩したり、盗難されたりすると、寮で共同生活している事に対して一気に後悔し始めます。
今ではそんな経験が自分のためになっているのですが、それを経験している当時はとても嫌な気持ちになりました。
大学1・2年生をどうやっても経験できない
次に大学1・2年生をどうやっても経験できないという事です。
高専は5年制なので、高専の4・5年生の時に同じ年の人は大学1・2年生を経験しています。
そのため、編入学という進路を選択したとしても大学3年生の途中から入学する事になります。
大学は1・2年生の時が一番楽しいのに、その時期に大学を経験することなく、大学生活がはじまり、たったの2年で卒業する事になります。
私は実際にこの道を歩んできたのですが、大学の1・2年生っていいなーー!!!ってずっと思っていました笑
お風呂とご飯の時間が完全固定
次にお風呂とご飯の時間が完全固定していることです。
これは寮生活の話になるのですが、このルールに縛られている事に関しても結構後悔しました。
放課後や休日、どこかに出かけていて、かえって寮食を食べようと考えていても時間オーバーで食べれなかった事が良くありました。
またお風呂の入浴時間にも制限があり、時間を超えるとお湯がでなくなってしまいます。
このルールに気づいた時は、さすがにやりすぎじゃない?という気持ちになりました。
テスト勉強が辛い
最後にテスト勉強が辛いという事です。
レポートや実習課題、寮生活のルールに悩まされる事もありましたが、そんなことより単純にテスト勉強が辛いです。
訳の分からない方程式や、定数、回路図など、これまで見た事もないような文字式ばかりの問題にとても悩まされます。
もちろん乗り越えれば専門性を高められるのですが、勉強中はすべてを投げ出したい!こんな気持ちによくなっていました笑
まとめ
高専生で後悔した事を紹介してきました!
遊びたいわけではありませんが、単純に恋愛ができないのはけっこうつらかったです。
いかにしても、作ろうと考えて失敗に終わる経験を何度かしてきました。
そんなこんなで、4年生の時に高専で初めて彼女ができましたが、くせが強くて大変でした・・笑
一般の学校に比べて女子の性格がきついのは、工学系の学校では、よくあることかもしれません。
高専は後悔することもあるかもしれませんが、就職や進学で有利になったり、今の時代に必要とされるIT系の技術が普通の学校より身に着けられるのは事実です。
様々な点を考慮してみて、進路の選択をしてみて下さいね。
また高専在学中の方はあきらめずに最後まで卒業目指して頑張ってください(/・ω・)/
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*'▽')