第2新卒の就職ってどうなの?
新卒で入った会社を1年以内に辞めた・・
転職するにあたって役立つ事は?
こんな風に考えている人に向けて、この記事では解説しています。
第2新卒の転職に興味がある人には、特におすすめの記事になっています。
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第二新卒の就職は厳しい?
では、初めに第2新卒転職の厳しさについてです。
入社して1年以内に、100名以上の中からMVPを取ったり、1クォーター内で部署内の売り上げ成績トップを取ったりしたことがある、ある女性にお話を聞いてきました。
その女性曰く、第2新卒の転職は準備をしていれば厳しくはないようです。
しかし準備ができていないと転職活動はかなり厳しくなり、事前準備がを怠っている時はなかなか結果が伴わなかったようです。
では具体的に、第2新卒の転職の厳しい点について解説していきます。
求められるポテンシャルが厳しい
1つ目の厳しい点は、求められるポテンシャルが厳しい事です。
大学を卒業して、新卒で会社に就職する際には、ほぼ100%学生のポテンシャルを見られて、採用が行われます。
第2新卒でも同じように、転職希望者のポテンシャルを見られますが、新卒と違う点は前職の伸び幅や、今後のビジョン、言語化能力などをより見られるようになります。
そのため前職でどう考えてどう行動したのか、この過程をかなり掘り下げて考えておく必要があります。
転職サービス選びが難しい
2点目は転職サービス選びが難しい点です。
人手不足で様々な企業が、採用に予算をかけています。
そのため就職・転職サービスを提供する会社が増えて、今では多くの転職サービスが使えるようになりました。
選択肢が様々なサービスによって増えるのは良い事なのですが、自分に合った転職サービスを見つけるのに苦労をするようになります。
インタビューした女性は、リクルートエージェント・DODA・キャリトレ・ウォンテッドリー・LinkdInの5つのサービスを使っていました。
しかし、結局ウォンテッドリーの1つに絞り、ダイレクトリクルーティングのような形で、内定を得たようです。
転職サービスを扱う場合、エージェント側にノルマがあったり、担当の人がポンコツだったりする場合もあるので、注意が必要です。
紹介される方が良いのですが、「自分で決めたい!」という気持ちが強い人は、SNSなどを使って直接企業とやりとりするのも手段の1つですね。
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既卒・第二新卒におすすめの就職/転職サービス|一歩踏み出して挑戦するために
深い自己分析が必要になる
3点目は深い自己分析が必要な点です。
就職活動を1回でもしたことがある人は、自分の強み弱みから志望業界・志望業種などを考えた経験があると思います。
しかし第2新卒での転職では、前職での経験から○○、会社のチーム行動を経験した事から○○など、深い説得力を与えるための自己分析が必要になります。
それらをふまえて、今後会社に提供できるスキルは何なのか、○○業界の○○職種の○○の仕事に強いなどが伝えられると、転職の成功確率は上がっていくでしょう。
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第二新卒の転職に役立つ事
次に、第2新卒で転職するために、やっておくと役立つ事について解説していきます。
日々、インプット・アウトプットを行う
1つ目は、日々インプットとアウトプットを繰り返して行動する事です。
仕事や勉強などからインプットの機会がある場合、それらを取り入れるだけでなく、取り入れた物を自分の中で考えて、何かしらにアウトプットする事がかなりためになります。
取り入れたものをどのように言語化するか、過去の自分をどのように分析するかが、このインプット・アウトプットによって身に付きます。
また、それらをインターネットを通じて発信する事で、露出機会を増やす事が可能になります。
それによって企業の人事担当者は、あなたの人柄や能力がさらに分かるようになって、マッチしている会社に気づいてもらえたり、連絡をもらえたりするようになります。
優秀かどうかは人からの見方、会社からの見方によって違うため、自分ができる事をアウトプットして、いつでも転職できる状態を作っておくことが重要です。
半年に1度職務経歴書を書いてみる
2点目は半年程度に1度、職務経歴書を書いてみる事です。
これはインプット・アウトプットにも繋がりますが、転職する気がなくても職務経歴書を作成して、自分がしている事を明確化しておきましょう。
人に自分がしている事を分かりやすく伝えられるし、自分の市場価値を視覚化することができます。
就職や転職するとなって書き始めますが、事前に用意しておく事で、実際に必要になった際に質の高い職務経歴書を書くことができるでしょう。
今後の人生をどう過ごすか、たまに考えておく
3点目は、今後の人生をどう過ごすかたまにでいいので考えておく事です。
テクノロジーによって仕事や生活は急激に変化し、終身雇用や年功序列と言っている場合ではまったくありません。
「石の上にも三年」と昔はよく言われていましたが、ビジネスモデルやサービスの寿命周期がどんどん短くなる中、固定概念によって3年も縛り付けられることは大きなリスクが伴います。
例として投資家の間では、一極集中で1つの投資先にお金をかけるのではなく、複数に投資先を分ける事でリスクを分散します。
一般人もこのように今後の人生の中で、何に時間をかけるかという選択をする際に、複数の可能性あるキャリアや能力が得られる道を選ぶべきです。
これを踏まえて今後の人生を考えておくと、その過程となる第二新卒からの転職が、より明るいものに見えてくるでしょう。
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まとめ
第二新卒の就活の厳しさについて解説してきました。
協力してもらった女性の実体験を元に書いたので、よりリアルな記事が書けたと思っています。
今後日本や世界はどうなっていくか分かりません。
その中でどんな仕事に就いて、どんな能力をつけて、どんな人生を送るのか、そんな視点で考えると、第二新卒からの転職もしんどいものではなくなるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*‘∀‘)